飛行老人の飛行機話

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タグ:軍事

昨今の某国の動きを見ていると戦前の大日本帝国の動きによく似ている気がしてなりません。
 
資源を求めて満州へ、また石油を求めては南方へ軍の力を背景に無謀な勢力拡大を図り神風を信じて自信過
 
剰に陥り自滅したのはご存知の通りです。
 
今某国は東南アジア諸国の海域を無謀にも自国の領海と主張、施設を構築して実効支配を狙っています。
 
残念ながら今までの政治家及び企業経営者は甘い言葉に騙されて某国の経済発展に協力してきましたが、
 
いい加減に目を覚ますべきでしょう。
 
経済発展に協力しても友好関係を保てるならいざ知らず、”井戸を掘ったひとの恩は忘れない”と言いながら後
 
ろを向いてはアッカンベーをしているようです。
 
しかも経済協力で儲けた金で国民のレベルアップを図ることもせず、貧富拡大が増えて軍事力を増大させてい
 
るとはどういった精神構造なのか民主主義の人たちには理解不可能ですね。
 
まあキムチの国にしても日本の経済協力で発展したという恩を忘れて、色々訴訟を起こしては裁判所も法に則り
 
裁判もせず世論に迎合するような判決を出すのですから、こちらもドッコイドッコイです。
 
このような国との付き合いはつかず離れずといったところが正解かもしれません。
 
一方亡国の膨張政策に悩む国々には同盟関係を強化して一致協力して対応するのが最上です。
 
軍事作戦に於いても強力な敵には多方面から攻撃すれば、相手方は戦力を分散させなければならなくなり対応
 
力が弱くなるのは太平洋戦線で我が軍が経験済みです。
 
”敵を知り己を知れば百戦危うからず”は古くからのことわざ、東シナ海では米軍も昔から情報収集をしている事
 
は周知の事実、EPー3が海南島近くで某国の戦闘機にぶつけられ、ぶつけたほうが墜落というお粗末な事件が
 
ありましたが、まさか同じことが我が空軍機に起こらないとは保証できません。
 
この際は上空にEー767を張り付けて監視、さらには護衛戦闘機を同行させる必要性があるのではないでしょう
 
か、その前に交戦規定を国際標準に改正する必要がありますが。
 
相手に落とされてから文句を行っても始まらないし、家族が悲しむだけです。
 
尖閣での追突船長を丁寧に送り返して損害賠償もうやむやにした愚の骨頂は止めて欲しいものです。
 
画像は昨年那覇で撮影したYSー11ELINT機。
 
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今回の相手方SUー27は残念ながら画像がないので代わりにJー8とYー8、一昨年珠海にて撮影。
 
Jー8はミグー21をパクって拡大コピーしたものの技術力が無く駄作機に終わったもの。
 
Yー8もアントノフ12をパクってコピー、改造型は電子偵察機として沖縄周辺をウロチョロしているようですね。
 
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今月9日に尖閣諸島近くに現れた無人機ははっきりしない証拠写真から見ても某国空軍の無人機”翼龍”

に似ています。

昨年の珠海航空ショーにも展示されていました。

機首には出撃マーク?(テストフライト)のようなシルエットが記入されていましたが、某国情勢に詳し

い人には実用化はまだ無理だろうとの指摘もありました。

しかし事態は思ったより進行しているようでかなり完成度が高いと見るべきでしょうね。

この機体は偵察だけではなく攻撃能力もあるようでパイロンが2つ付いています。

大きさからいってペイロードは100kgも無いでしょうが、某国得意の同時多発攻撃でもされたら

空自のインターセプトでは対応できるか気になるところです。

また無人機の場合にはインターセプトしても相手にこちらの意思が伝わらないのが難点です。

いろいろ問い合わせや状況判断しているうちに攻撃が完了されているのは目に見えています。

五輪にうつつを抜かす前にしっかりと対応策を考えてほしいものです。

今日は朝方お墓の清掃作業の最後の片付けをしていたところスズメバチの集団、多分4匹による集中攻撃

に見舞われ即病院に直行しました。

前から2度目に刺された時は危ないというような話を聞いていてこれはヤバイかなと思い、手近な人には

とりあえず後のことをヨロシクと連絡をしましたが、なんとか一命を取り留めました。

今日はアルコールは飲まず安静にしていろとの指示だったので家に帰り、図書館から借りていた”情報

収集艦プエブロ号”を読みました。

今からもう45年前の事件で既に忘れ去った人も多いと思いますが、我々ヒコーキマニアにとっては忘れ

られない出来事です。

事件の詳細はこの本を見てもらえば詳細に書かれているのでわかります。

事件への米側の対応には意見の分かれるところですがそこからの教訓は今の日中で対立している尖閣にも

読み取れるはずです。政府、防衛省の担当者が十分精査してくれていれば良いのですが、残念ながら多分

していないでしょうね。

私的に疑問に思うのは緊急通信が12時49分に発しられたのに在日米海軍司令部が受信したのはなんと

23分後の13時12分、第7艦隊司令部が第一報を知ったのが14時という事。

更に在日米第5空軍へは14時10分。

空軍には即時対応出来る機体は無く最初の出撃命令は14時47分、しかも最初に離陸した機体は韓国

からでは無く嘉手納から16時11分というお粗末さ、嘉手納からでは急いでも1時間以上はかかって

しまうでしょう。

初期状況の把握と対応に手間取りまんまと元山へ連行されてしまいましたね。

翻って尖閣近辺では海保と海監が火花を散らし合い上空では電子線が繰り広げられているようです。

その空の対応が気になるところです。空自は頻繁にスクランブルをかけていますがこれも相手の策術の

一手の様な気がします。相手の動きをよく観察するのは孫子の兵法の一つでしょう。また相手の体力を

消耗させる一手です。

現在空自ではCAPは行っていないし、訓練で実弾を装備するのは射撃する時だけです。

訓練飛行時にも実弾を装備し、また訓練時間も集中するのではなくCAPを兼ねて行うべきでしょう。

訓練空域も沖縄では本島西側でいざという時に駆けつけ易い場所で行うべきでしょうね。

また一歩進んで下地島に臨時のアラート施設を設置して断固たる姿勢を見せるべきでしょうね。

その前には那覇の飛行隊を早急に2個飛行隊にするのが早急な問題です。

緊急通信の発信地点は米側発表では領海から16.3マイル、米側が入手した北鮮側の交信では15.3

マイルと書いてあります。(傍受更新内容が故意に訂正されたかには言及していません)

なお国際的には領海は12マイルと定められていますが一部の国では勝手に主張している国もあるようで

す。

それにしても菅政権がとった尖閣での中国漁船への対応はあまりにもひどく相手に見くびられてしまい、

プエブロ事件と重なってしまいました。

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