昨日に続き日付けネタ、今日10月11日は日付けにぴったりの通称エルテン、L1011。
B747より一回り小さい機体として、DCー10と共に当時の最新技術で開発された3発機、日本国内でも主要幹線で活躍、際どい事故は有ったものの幸い墜落事故は発生しなかった。エルテンと言えば名物のI機長が思い出される。私と同郷だったので仲良くしていたが、他の人は腫れ物に触る様な接し方をしていた。確か海自でS2Fー1に乗った後割愛でA社に入ったと聞いている。退職後は福岡で飲食店を経営していると聞いているが、その後どうしているだろうか?ご存知の方がいたらお知らせ下さい。
 エルテンはメーカーがロッキードだったせいか技術的には先進性に飛んでいたが、民間機メーカーだったDCー10がMDー11にグレードアップした例に比べると発展性が無く、長距離型のー500が出来ただけで終わってしまったのは寂しい気がする。エルテンでは2回オブザーバー席、いわゆるジャンプシートの乗った事が有る。一度は伊丹から羽田へ、出張の際に乗ったのだが、記憶は有るものの感激が無かったのか飛行中の状況は思い出せない。
 2度目は香港から成田へのCXで大島付近でCAにコックピットを見せて欲しいと頼んだら機長からOKが出て結局着陸迄居座ってしまった。この時は銚子VORTACからランウエイ16への着陸だったので夜景を楽しめたのが記憶に残っている。
 1975年9月に祖父を海洋博に連れて行っての帰りの便、屋上から見送った時の画像、JA8515。ピカピカの新品、下面はジュラ地のままで塗装されていない。私は見送った後嘉手納へ直行した。

JA8515沖縄海洋博覧会1975_R

 伊丹の32Lを離陸したCXのL1011、N321EA、イースタン航空からのリース機。国内線に比べると思いせいか低い高度で旋回するので陸自中部方面総監部付近からは良い感じで撮れた。1985年12月。

N321EAOSA1985DEC_R

 同じくCXのVRーHHL、1986年3月。今は香港は中国へ吸収されてしまったので、VRの記号は無くなってしまった。

VR-HHLOSA19860302_R