今日の夕方テレビニュースを見ていたらLAXから成田へ向かったANA175便が
LAXへ引き返したとか、しかも離陸後4時間も飛んでね。
詳しい経緯は未だ発表になっていないが当該便の搭乗券を持っていない乗客が紛れ込んでいたらしい。
ANAはスターアライアンスのUALとお互いにコードシェアをしていて時間の近い
ANAがコードシェアしている本来UALに乗るべき乗客が乗っていたらしい。
今回はその乗客が座った座席が空席だったからドアクローズの時点で気がつかなかったらしい。満席だったら国内で発生した立ち席事件の反省があるので未然に防げたのにね。
ボーディングゲート機器に不具合があって通過できたのだろうけど、まずありえない事例でしょう。それに出発ターミナルも違うはずだしね。
それにしても離陸後4時間も飛んでから引き返したとはマニュアルに疑問を感じる。なぜならば目的地は一緒だし、受託手荷物と違って当人はセキュリテイチェックをクリアしているので安全上は問題無いはず。引き返せば往復8時間のロスになり最終的には同日の夕方に到着の予定が翌朝になったとの事。
とばっちりを食った乗客の怒りはどんなだったのか興味があるところだね。
機材故障や急病人発生だったら仕方が無いと諦めがつくけど、今回はシステムエラーと過剰な対応策(マニュアル)が原因。
戦時中はエンジンの生産が間に合わず首無しの飛行機がゴロゴロしていたらしいけど、時は変わって羽田にはエンジンカウリングの中身が空っぽのB787がゴロゴロしている。
昔はJ社を追い越せがスローガンで達成できたら慢心が出てきたのかな、このところ50年以上死者がでた航空事故が発生していないけど最近の状況を見ていると怪しくなって来ている気がする、ANAに渇!
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