マンザナールという地名を知っている人は日本では案外少ないのではなかろうか。日米開戦直後に在米の日系人が強制収容された施設で昨日の新聞には4月29日に現地で開設75周年記念式典があったと報じられていました。
 今回のツアーではデスバレーに一番近い宿は高いのと空きが無くてパス、2番目に近いローンパイン(日本名では一本松?)に宿をとりました。
 最終日前の夕食を食べに行ったレストランでたまたまマンザナール収容所の記述を見つけ店員に聞くと北へ車で10分程の所との事。
 同行の2人も行っても良いというので翌朝、谷へ出かける前によって来ました。
この地は西にシェラネバダ山脈、東にパナミント山地に挟まれた盆地状の地形で、海岸線からかなり離れている為冬は寒く、夏は暑そうと気象条件はあまり良さそうには見えません。しかも東西に高い山に挟まれ日照時間もロス付近に比べると短そうで、当時の収容生活を送った人々の苦労が偲ばれました。
 当時の姿を復元した監視塔。

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 こちらは収容施設、何十棟と並んで居たそうです。

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 昔と変わらぬ姿を見せる多分マウントホイットニー、この山脈最高峰、約4千米。

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 こちらはローンパインの市内の様子、南北に走る幹線道路とシェラネバダ山地を背景にした公共施設。

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