また1980年に戻ります。
35年前の12月19日の嘉手納、この日はMC-130E ”コンバット タロン1”が天気が悪い中アプローチ訓練をしていました。

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 この機体は天気が悪いと写り映えがしません。ポジで撮っても天気が悪いと白黒写真と変わりませんね。マニア間では通称”ドブ”と呼ばれた塗装、ドブネズミを連想させる灰色がかった暗い緑色と黒の迷彩塗装、夜間の低視認性を考慮したと思われます。
 ノーズに付いた俗称”ヒゲ”、ヨークは孤立した味方を低空で飛行しながら回収する
装置ですが、この機体にはプロペラをガードするワイヤーが張られていないので実際は使用されていなかったのでしょうね。また胴体後部から尾翼にかけてHF用のアンテナ線が張られているので夜間電子偵察に使用されていたのかも知れません。
 現在の嘉手納には夕方になると動き出す後継機のMC-130H/Nが駐留しています。