1984年2月26日の関東地方は大雪でした。
翌日はピーカンの青空、途中雪道に不安はあったものの百里へ雪の反射を狙いに出かけました。
なんということでしょう、今のように情報がない時代、胴体に薄緑色のペイントをした
ファントムが転がって来たではありませんか。
最初は何がなんだか判りませんでしたが、機首付近を見ると、ミグ21のノーズの
シルエットでした。
転がりを撮って着陸へ急ぎましたが、雪晴れ特有の蒸発した水分が薄雲を作り出し、雪の反射はあったもののイマイチの結果でした。
下面はミグ21のシルエット、上面はどうなっていたのでしょうか、気になります。
このミグもどきには4月に百里を訪問した際にも飛んでくれました。
エアインテークから後ろが塗装されていないのは何か理由があるのでしょうが中途半端な感じがします。
この機体は新田原へ301飛行隊が移動後もしばらくはこの塗装で飛んでいたようですね。