私のモーストフェイバレット機はF-104ですが、当時のライバルだったミグ21もかなり好きな機体でした。
 
 当時は未だ冷戦最中、実物を見る等は夢でした。
 
 時間が大分経って、ベルリンの壁が崩壊、旧東ドイツへも行けるようになり、雑誌にもドイツに取り残された
 
 ロシア空軍の機体が発表されるようななると赤い星見たさに何回か出かけました。
 
 残念ながらミグ21はロシア空軍の台一線からは姿を消して姿を見る事は出来ませんでした。
 
 しかし英国で開かれたRIATにはチェコスロバキア空軍のミグ21が参加、展示飛行もしてくれて感激しました。
 
 その後2002年にはブルガリア空軍90周年の航空ショーが開催されると聞き、大量のミグ21が見られると期待
 
 して出かけました。
 
 ところがドッコイ、ブルガリアの田舎町、プロビディブ、グラフイグノティブ基地で行われた航空ショーでは期待に
 
 反して、デモフライトはすべてリモート、おまけに公開エリアからフライトする滑走路上まで遠く、飛んでいる姿は
 
 小さくしか撮れず、がっかりさせられました。
 
 しかも飛ばないミグ21も遠くの方に並んでおいてあるのが見えて悔しい思いをしました。
 
 そんな中で唯一、地元基地から飛んだのがこれ、ミグ21UM、複座型です。転がりだけがまともに撮れました。
 
 
イメージ 1
 
 L29と共に午前、午後と飛んだので誰かの体験(招待)飛行だったようです。
 
 なおこの年の航空ショー、東欧諸国からの参加も期待していたのですが、ルーマニアからAN26だけだった
 
 ように記憶しています。勿論赤い星の参加は有りませんでした。