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 先日の中部空港で新たな発見をしました。

 J社のB777の出発時のプッシュバックでトーバーレスダグ車を使用していました。

 で良く見ると整備士もタグ車に便乗していました。

 この方法は以前、フランクフルト、ウイーンで見かけましたが、国内では初めてでした。

 ヨーロッパではトーバーレスタグ車が増えつつありパリでもA320にも使用していました。

 ノーズギアでなくメインギアを持ち上げてプッシュバックするという使い方も見かけました。

 A社の方は3年前まではトーバーレスタグ車は何故か出発便には使用せずもっぱらトーイングだ

 けに使用するという贅沢な使い方をしていました。今はどうしているのかな?

 もっとも故障が多く、特に小型の方はメーカーが海外のせいで部品待ちで寝ている期間の方が長

 かったようですが。

 トーバーレス車にするとチョークマンが不要になり安全面、コスト削減にもなると思うのですが

 ね。

 A社では以前、夜間にプッシュバックを終わって引き揚げる時に整備士がタグ車に轢かれるとい

 う痛ましい事故が発生しています。

 いろいろ対策がとられて、反射ベストの着用などもその一環ですが、何も昼間には必要ないと思

 います。日本人特有の過剰反応、対策ですね。

 APECの警備も過剰過ぎて空港にも近づけません、もっともほとんど夜の到着、出発のようで

 すが。

 おっと最後はぼやきになりました。