1982年のデュッセルドルフその2はLTUのL-1011です。
 
 この頃のLTUはL-1011でドイツからリゾート地へチャーター便をL-1011で飛ばしていました。
 
 今はエアベルリンへ吸収されてしまいましたが、何機かのA-330には尾翼にLTUの文字が入っているようです。
 
 L-1011は通常型と長距離タイプのー500も使われていました。
 
 空港でハンドリングを見ていたら手荷物はコンテナーを使わず前方貨物室へもベルトコンベアーを使用してバラ積みしていました。手荷物係員はさぞ大変だったでしょうね。
 
 コンテナーを使用しない理由はコンテナーの重さをけちる、コンテナーの購入費用をけちる、地上設備投資(ハイリフトローダー)をけちるなどが考えられます。
 その分付けが手荷物係員に廻るわけです。
 
 しかしベルトコンベアーはどこの空港にもあるので辺鄙なリゾート地へも飛んで行けたでしょう。
 
 現在はほとんどの空港がコンテナー扱いが標準になっていると思いますが。
 
 なおLTUのL-1011通常型はPSA発注のキャンセルされた3号機を購入したため、前脚後ろにカヌー型の出っ張りがついています。
 これはPSAが前方貨物室を客室仕様にした為ノーズギアーが出なかった時の乗客を保護するための緩衝材だそうです。
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