飛行老人の飛行機話

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2016年11月

 今日は月曜日のお帰りに期待していたうちの1番バッター、H-6K爆撃機。
この機体もパクリ、TU-16”バジャー”のコピーですね。
 噂ではロシアから新型爆撃機を購入しようとしたらしいが、毎度毎度のパクリにあってさすがのロシアも断ったようです。
 仕方が無いのでまだ使い続けているのが現状のようです、しかしエンジンはターボジェットのRD-3M-500のコピーからターボファンのD-30KP2にグレードアップしたそうです。
 道理で前々回は低かった離陸が今回はバカ高上がり、音も静か、煙も少なかったです。翼下には物騒な巡航ミサイルらしきものをぶら下げています。こんなのが100機も押し寄せてきたら米空母でも防ぎきれないでしょうね。旧式機でもバカにできません。

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 不思議な事に離陸後ノーズギアはすぐにアップしたのにメインギアはかなり遠くまで出しっぱなしでした。まさかノーズとメインのギアレバーが別になっていないでしょうね。

 フライト予定に入っていても土曜日は姿が見えなかったFTC-2000”山鷹”、日曜日は表に出ていてヤレヤレです。展示飛行予定は午後2時半、レッドアローとロシア組の中間なので両チームは捨てて”山鷹”の前に場所を確保。
 予定時間前に関係者が出てきてそのまま出るのかと思ったら、トーバーを付けて皆でエンヤコラと押し出して横向きに、電源車を目の前に置かれてしまいました。仕方が無いので場所を移動、なんとか隙間にもぐりこみました。
 パイロットがカートに乗って登場、エンジンスタート後、盛大な見送りを受けてタクシーアウト、両チームの隙間にテイクオフ、がしかし待てど暮らせど戻ってきません。どうしたんだ?次のロシアチームの演技が始まってしまいました。
 そういえばトーバーやチョークをその場に置かず移動していました、ランプインの場所が変わるだけかと思っていましたが、逃走するとはね、詐欺だ!と言っても始まらない、後で考えると盛大な見送りも納得。自信が無いのでさっさとズラカッタのでしょうね。
 この”山鷹”は1996年に展示されたA-5Cにソックリ、多分複座にしたものと思われます。
 今回のショーでは空軍の機体は八一組とY-20、Jー20が一度飛んだだけというお粗末なものでした、次回予定している方はその辺を考慮しておいた方が良さそうです、プログラムに偽り有り。
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 パキスタンの最終回、地上展示機。前に並んでいるつるし物は借り物の様です。

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 展示機の周りに居た整備員のパッチ、肩に付いていた飛行隊の方はダメよでした。
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 午後3時過ぎにエンジン音がしたので行って見るとJF-17。帰国に備えてタンクを3本着けてランナップ中、フューエルのフィーディングチェックの様でした。

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 日曜日にランナップするという事は月曜日に帰りそうだなとニンマリ。しかし月曜は午前中は動き無く、午後にカバーを外しはじめヤレヤレ。そうこうするうちにハークが2機飛来、JF-17もエンジンスタート。しかし走り始めたと思ったらUターンして元に戻ってエンジン停止、ガッカリでした。

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 今日もしつこくパキスタン空軍のJF-17です。日曜日は老恵票で会場へ入りましたが、一般の入場料は約9000円もします、中味の割にはかなり高いです。それでも人民がわんさかと押しかけ事前販売の入場票は売り切れだとか。
 一番バッターのJF-17は9時半からのフライト、ウロウロして9時10分ごろに若干順光側といってもほとんど尻日、しかも靄っていて光線状態は最悪。
 予備機と2機並んでいて予備機も同時にエンジンスタート、離陸までエンジンを廻したままスタンバイ、どうせなら転がってエンドでスタンバイしてくれた方が嬉しいのにね。
 
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 2日間とも飛ばなかった149の機首には"JF-17 Thunder"の文字が、こっちに飛んで欲しかった。

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 帰りは少しでも日が当たりそうなタクシーウエイの近くを探して人ごみの後ろから椅子に乗って撮影、まえのオバサンが日傘を差して邪魔なので一喝しました。前の方で後ろの人を考えずに日傘を差している人を良く見かけました。

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 後ろに五星紅旗のあるあたりがマニアのたまり場、期間中随分マニアが押しかけたようです、数年前は50元で上へ入れてくれたのに会場入場料と同じくインフレのボッタクリで今年は300元とか、約4500円、今は入れなくなった百里のお布施よりもかなり高いですね。

 パキスタン空軍、JF-17のデモフライトの続き、ベイパーの出方はF-16に似ています。

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 タイルウインドで降りたためか着陸速度はかなり速く感じました。

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