飛行老人の飛行機話

Yahooからの引越しに伴いタイトルを変更

2015年11月

 話はとんでギリシャ最終日、11月9日はツアー解散後の自由時間、夕方のフライト迄アテネ空港でウオッチングする事に。
 googleで見て検討は付くものの、いろいろ検索すると地元マニアのサイトに詳しい解説が出ていたので参考にさせてもらいました。
 市内から空港駅のひとつ手前で下車、歩いて30分程で午前の着陸ポイントに到着。
 しばらく到着機が途絶えた後にやってきたのがコレ、AN-124です、しかも初見の新塗装でした。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

その後1時間ほどした後、この時間帯は未だ着陸専用のはずの03Lに転がりの音がしたので振り返るとA-124が転がって来ました。離陸前のエンジンランナップの関係かと思います。

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 5

 展示機は4機のみなので撮影は早々に終了、さてどうするかと思ったらツアーの団長がパッチ売り場の若手に交渉、飛行場のほぼ反対側にあるダンプエリアのガラクタを撮影できる事になりました。同行者には番号マニアが多く、喜んでいるようですが、私はあまりガラクタに興味は有りませんが団体なのでついて行きました。
 ギリシャでは何故か何処の基地でも用廃機がスクラップとして再生されず基地の隅に転がっています、朽ち果ててデコイにもなりそうも無いのにね。
 屋根の無いシェルターには6月に退役したばかりだというRF-4Eが放置して有りました、こちらは塗装は綺麗ですが、早速部品取りされたのかパネルが外れていました。

イメージ 1
 
イメージ 2

と我々の噂を聞きつけた348飛行隊の隊長が駆けつけて来ていろいろ質問に答えてくれました。

イメージ 3

 同行した若手の肩には60周年の記念パッチ。MTAは英語でTRSのようです。

イメージ 4

 現有機数は片手ほど、3年以内には全機退役するだろうとの事でした。
空自のRFについて聞くと知ってるよとの事、それではシスタースコードロンでもと話をむけるとあまり興味が無さそうでした。まあNATO内なら行き来は出来るでしょうけど日本では人の交流がせいぜいでしょうからね。
 おっとこの後どうするのか聞き忘れましたが多分解散後はドローンが後を継ぐでしょう。
 この後整備ハンガーに案内してもらいましたが、こちらは撮らないでねとの事。
エンジンが2本とも抜かれてかなりの重整備、オーバーホールに近い感じでした。
 お礼を言ってエプロンへ戻ると、くだんの隊長が車で来て今からF-16が上がるから撮影したい奴は車に乗れ、ただし4人だけだよと言ったのでたまたま近くに居た私はサッと柵を乗り越え乗車に成功、ランウエイ途中まで吹っ飛ばしてもらい離陸に間に合いました、残念ながら逆光でしたが。
イメージ 8

イメージ 7

イメージ 5
 
 この部隊、昔はこんなのを飛ばしていたようです。尾翼マークが同じです。

イメージ 6

 編集都合により日にちが飛んで11月7日、市街地に隣接しているラリッサ基地へ。
こちらはゲートをすんなり通過、朝早かったせいか展示会場は閑散としていました。
 ここの目玉はギリシャ空軍唯一のRF-4E。 
会場には2機のRF-4Eが展示され、1機は2年前に60周年を迎えたスペシャル、同行者から歓声があがりました。

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

 もう1機はコックピット公開、私もしっかりと座席に座って記念撮影をして来ましたよ。カメラはデジタルにしましたが私はアナログ世代、コックピットの計器はやはりこちらのほうがしっくりきます。

イメージ 2

イメージ 1
   

 今日は地上展示機。
地元のF-4Eは2機、1機はコックピット公開。

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

日本では見かけない背中コブ付きのF-16D、こちらも地元。

イメージ 3

ミラージュ2000、こちらは外来。

イメージ 2

地元338飛行隊のマークを描いた扉、怪しげな雰囲気です。
イメージ 1

 最悪だったカルマータをさっさと引き上げ次に向かったのはアンダラビーダ、北へ約2時間ほどです。
 こちらでもゲートでパスポートをとられ嫌な予感が。空軍のバスに乗り換えて展示会場へ。このバスは経済破綻の影響か、かなりガタが来ていていました。
 展示会場は屋内1機、屋外4機です。しかしシェルターの前には2機、ファントムが出ています。ここでは特に撮影制限は無く展示機以外を撮影してもお咎めは無くホッとしました。
 タクシーウエイ、ランウエイまで遠かったですが動いているファントムが撮れて同行の面々からは歓声が上がりました。
 ハンガー内展示、レドームにギリシャ国旗。

イメージ 1

 シェルター前のファントム。
イメージ 2

 降りの転がり。
イメージ 3

 タッチアンドゴー。
イメージ 4

 ドラッグシュート。
イメージ 5

 シェルターへ。
イメージ 6

イメージ 7

 離陸、かなりルーズなフォーメーション。
イメージ 9

イメージ 8

↑このページのトップヘ