飛行老人の飛行機話

Yahooからの引越しに伴いタイトルを変更

2014年06月

1980年8月はカナダのアボッツフォードエアショーへ出かけました。
 
その際バンクーバー島のカナダ国防軍コモックス基地?でスノーバーずが飛ぶという話を聞き、レンタカーで出発。
 
バンクーバー市街地北部の港からフェリーで島へ渡りコモックス迄北上、基地と滑走路を共有する空港ターミナルで楽をして飛行機できた(パシフィックウエスタン)2人を拾い基地外周を探検。
 
CPー107やCFー101、DHCー7等の着陸を撮る事が出来ました。
 
がその内走行中の車が止まり、撮影はするなのお達し、多分軍関係者だったと思います。
 
通報されてポリスでも来たら大変とスタコラ撮影中止で基地を離れました。
 
CPー107は以前、羽田へ飛来したことがあり、この時初めて見ましたが、この後グリーンナムコモンのIATと
 
合計3回しか見られませんでした。
 
運用する方の苦労は大変でしょうがマニア的にはレシプロの4発機は良いですね。
 
幸運な事に何回かタッチアンドゴーをしてくれました。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6

この時はヒースローに続いてガトウイックにも行ってきました。
 
ガトウイックはアクセスが便利でロンドン市内のビクトリア駅から南方面の列車が頻繁に走っていてターミナルに
 
駅があるというスグレモノ、時間も1時間もかからなかったと思います。
 
ヒースローが表玄関、ガトウイックは裏玄関という感じでマイナーな航空会社が多かったですね。
 
既にBAからは退役したコメットがダンエアーで未だ飛んでいて、見見る事ができたのは嬉しかったです。
 
イメージ 1
 
レイカーのDCー10、この会社は今のLCCの走りだった様に記憶していますが、いつの間にか姿を消してしまい
 
ました。
 
イメージ 2
 
ダンエアーのHS748とカリビアンのB720、カリビアンの塗装はレーカーによく似ていますが系列?
 
後ろには美味しい機体、BIAのヘラルドやDCー3も見えますがこちらは残念ながらまともに撮れず終いでした。
 
イメージ 3
 
ターミナル屋上のデッキから降りて上の画像の右手の方へ行く、とフェンス越しにアビオジェネックスのTu134
 
のプッシュバックが撮れました。
 
イメージ 4
 
更にフェンス沿いに歩いて行くとカーゴランプ、ガーナのジェミンエアーのブリタニアの貨物機、家畜の積み下ろ
 
しをしていたようです。
 
イメージ 5
 
この日は残念ながら暗い曇り空でASA25のコダクロームで撮るには厳しい天気でした。
 
これらの機体は結局この時だけの撮影チャンスでした。

当時の新鋭機にはこちらも今では見られなくなったエアバス社のAー300もショーに参加、デモフライトを見せて
 
くれました。
 
Aー300を最初に導入したAF社はパリーロンドン間に就航させていて、ヒースローでもその姿を見る事が出来ま
 
した。 Aー300B2/FーBVGB
 
イメージ 1
 
イメージ 2

1976年9月の訪英はファンボローエアショーがメインでしたが、勿論空港にも出かけました。
 
この時期は雨が多くて、ショーの会場でも降られましたが、ヒースロー、ガトウイックへ3日間通って晴れたのは
 
1日だけでした。
 
ヒースローでのお目当ては当時の新鋭機、コンコルドとA300でした。
 
A300はファンボローでもデモフライトで参加しましたが、コンコルドは展示だけでした。
 
ヒースローの撮影環境は流石マニアの国だけあってターミナルの屋上からは撮りやすいのですが、南側の
 
滑走路は逆光になるのが残念でした。
 
コンコルドのフライトはニューヨーク線とシンガポールだけ、時間的に撮れたのは1便だけでした。
 
このツアーの帰り便はアンカレッジ経由が満席で南回りに振替られ、バーレーン、ニューデリー、香港経由に
 
なりましたが、バーレーンでシンガポール線のコンコルドが見られたのはラッキーでした。
 
BAの4号機、GーBOAD、多分ニューヨーク行きの離陸。
 
イメージ 1
 
イメージ 2

1976年9月に当時の社内で英国ツアーの募集が有り、日程がファンボローエアショーと重なっていたので初め
 
て英国行きに参加しました。
 
当時のヨーロッパ線はアンカレッジ経由が主流で当然我々もBAのB747でのツアーでした。
 
現地ではフリータイムだったので早速9月8日にファンボローエアショーへ出かけましたが、何せ今と違って情報
 
が少なく開催場所の名前は判るもののどの辺にあるのか判らず、地図とにらめっこで場所を探し当てました。
 
が、これが見当違いの同名の地名、観光案内所で確認して生き方を教えてもらいました。
 
ビクトリア駅から電車、バスに乗り換えてゲートへ到着。バスの車掌の”イエスプリーズ”の言葉が未だ耳に
 
こびり付いています。乗車賃を徴収にきたときの言葉ですが簡単な単語でも未だに翻訳できません。(笑)
 
さてファンボローエアショーはどちらかというと新鋭機のお披露目、売り込みのトレードショーの感が強いです
 
ね。
 
しかし英国のエアショーに欠かせないのがレッドアローとバトルオブブリテン、どちらも参加しました。
 
当時は既に大戦終了後30年、ランカスター、スピットファイアー、タイフーンが飛びました。私はどちらかというと
 
あまり興味がなかったので真面目には撮っていません。
 
しかしあれから40年近く経った今でも飛ばせ続けている英国の古いものを大事にする精神、もったいないとは
 
違いますが敬服します。
 
残念ながら日本では航空法で縛られまた熱心な人も少ないようでとても真似はできませんね。羽田空港に
 
博物館の話はどうなったのでしょうか?
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
上にタイフーンが飛んでいますが当時はズームレンズを使っていなかったのでフレームアウト。
 
イメージ 4
 
イメージ 5

↑このページのトップヘ