提言のその2は再生というより活用法です。
民間空港としての少ないトラフィックを活用?して自衛隊基地として活用するものです。
松島基地は津波の被害に弱いことが今回の地震で証明されましたが、津波対策には防潮堤の建設にしても
かなりの費用が見込まれると思われます。
そこで松島は予備基地に留め、新たに基地を福島に移すのはどうでしょうか?
福島空港の西側は山を削ってあるため斜面を掘ってシェルターを建設するのに適しています。
斜面が東を向いているため西側からの攻撃に抗堪性があります。なぜなら東側斜面を攻撃するには東側へ
大回りする必要性があり、防御側には時間的余裕が生まれるからです。
現在の日本の基地はアメリカの影響でほとんどが攻撃に無防備なエプロン運用方式を採用していて、一旦
攻撃を受ければ壊滅的な打撃を受けることは必至です。
最近はその反省からか千歳、三沢、小松で部分的に採用されているぐらいです。
ヨーロッパや日本近辺ではシェルター運用や地形を利用した分散配置などが常識なのですがね。
昔行ったスウエーデンの基地では近くの高速道路まで誘導路がつながっていて途中には駐機スペースが
あったのには驚かされました。
もし福島基地を運用するならば百里の部隊を福島へ、松島の部隊を百里へ動かすのが良いのではないかと
考えます。