飛行老人の飛行機話

Yahooからの引越しに伴いタイトルを変更

2010年04月

 今日のパート2、奄美大島でのドルニエ228とHS146.
 
 日にちがはっきりしませんが1980年後半から1990年前半ごろ英国のHS-146が日本へ売り込みの為来日。
招待客を乗せて鹿児島ー奄美大島を往復しました。
 
 当時は日本エアコミューターが奄美大島を起点に近くの4島へドルニエ228を飛ばしており、本土では見られない機体でした。
 
 HS-146が奄美大島へ行くという話を聞きついでにドルニエ228も撮れるので伊丹から鹿児島経由で行って来ました。
 JACのドルニエ228は結局これが最初で最後の撮影になってしまいました。
 
 余談ながら帰りの奄美大島ー鹿児島便が那覇出発が遅れ、鹿児島からの伊丹への接続が怪しくなってきたのでデモフライトの担当者に頼んだところ快く鹿児島まで便乗させてくれました。(多謝)
 乗せてもらえなかったら鹿児島で1泊する羽目になるところでした。
何故って?、翌日は早出勤務でした。昔はこんな危ない事をしていました。
 
 そういえば長崎にオランダ王室のF-28が来た時は遅番の前に初便で行って撮影後、折り返し便で帰った事もありました。
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 ドイツ海軍は空母が無いにもかかわらず戦闘機を陸上基地から運用するという珍しい事をしていましたが、トーネードを運用したMFG-2が解散したのでこの珍しい事態も解消したようです。
 
 さてドイツ海軍では2個飛行隊でマルヨンを飛ばしていました。
MFG-1とMFG-2です。ドイツ語の海軍表記はMARINEとなりMFGはMARINE FLIEGESCHWADERの略です。
 
 1985年からIATの会場は今のフェアフォードに変更になりました。
 
 MFG-1からは2機のマルヨンが参加、即席デモチームを編成 ”VIKINS"の名前で2機がシャープな演技を見せてくれました。
 
 ドラッグシュートが網目模様で日本で見慣れたシュートとは違います。
晴天時には真っ白なシュートが映えますね。
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 今日のパート2、フィリピン政府のYS-11です。
 
 私が伊丹にいた1976年の秋に定期整備の為に伊丹空港にあるANAMへ飛来しました。
 
 所属はガバメントでしたが、マルコス大統領夫人のイメルダの専用機と聞きました。
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 記録によるとタイトルが入っている方が9月、胴体の2本ラインが11月の撮影になっています。
塗装の変更が有ったようですが、通常フェリーしてくれば整備明けまでは飛ばないはずですが、なぜか離陸前の転がりを撮っています。
 
 9月に1度マニラへ帰ってまた来たとは思えないし謎です。
 
この機体は製造番号2179、1992年に末梢登録されたそうです。その後マニラの博物館に展示されていると聞きましたが今はどうしているやら。
 
 なお今回の事業仕分けでCABのYS-11が話題になりましたが、国産旅客機という事で是非とも飛行可能な状態で保存してほしいものです。
 独法で無理ならばオランダのDC=3みたいにアソシエーションを設立してもらいたいですね。

 今日もデンマークのマルヨンですが、1977年7月の撮影です。
 
 1977年、最初のIATへ行った時、地元マニアにいろいろ聞いていると、エセックスのウエザースフィールド基地にデンマークのマルヨンがDACTに来ていると聞き地図を片手に車を走らせました。
 
 M11を北上して途中から東へ畑道を走り撮影ポイントへ着くと先客がいました。
今も昔も有名なオランダ人でした。
 車が無いので聞くと近くの駅から歩いてきたとの事。寝袋、食糧持参でした。野宿したようです。
 
 お目当てのデンマークのマルヨンは英空軍のファントムとのDACTだったようで編隊を組んでオーバーヘッドで帰って来ました。
 
 ダミーながらサイドワインダー付きが撮れたのは嬉しかったです。
 
 なおオランダ人は帰りに近くの駅まで乗せて行きましたが、彼らは今でもスポッターをしているのでしょうか。
 
 ウエザースフィールドは昔米空軍のF-100が駐留していたとか、その頃行きたかったですね。
wethersfield airbaseでYAHOO UKを検索すると画像が出て来ます。興味のある方は見てください。
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 今日のパート2、上海虹橋空港。
 
 上海は市の西側にあった旧空港が手狭になった為南東郊外のプドン新空港が作られました。
その後日本の羽田、成田と同じすみわけが行われていました。
 
 最近国内線の旅客増でターミナルが手狭になり滑走路をはさんで反対側(西)に新ターミナルが完成したようです。
 
 私が行った2006年3月には未だ工事が始まっておらず(この頃に計画が有ったのかは不明)西側地区には広大な自動車教習所が有りました。
 
 午後から順光で、教習所の中を撮影ポイントを探しながらウロウロしましたが特にとがめられなく夕方まで滑走路の中間地点あたりで撮影できました。
 今はもう新ターミナルのエリアになっているので幻のポイントになってしまいました。
 
 中国のLCC,春秋航空の英語表記はSPRING AIR,LINESですが、ちょっと違和感があります。
 
 なお略称SSSになっていますが、わが空自のモットーも3Sでした。
今も変わっていないかな。
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