一昨日の朝7時過ぎに上空を西から東へ通過する4発機が見えたので、FR24をチェックしたら香港からANCへ向う機体だった。ついでに成田周辺をチェックしていたら、通常のコースを外れて西へ向かう機体、ハノイから成田へ向かっていた竹航空のA321だが?

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銚子の南には旋回する機体、桃航空のA320
こちらはその後旋回を止めて羽田へ向かった??。他の機体はランウエイ16へアプローチしているのにね。

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 後で事情通に問い合わせたらきりが発生したらしい。しかしこの時の管制には疑問がある。成田は地形的に北側には印旛沼や利根川が有るので南側に比べると霧は発生しやすい、当時の気象は推測だがランウエイ34だったらRVRもミニマムを上回っていた可能性がある。霧が発生するのは風が弱いときだから34をインユースにしても良かったはずだ。何故管制官はランウエイチェンジしなかったのだろうか?もし34のRVRがミニマム以上有ったのだったら管制官の怠慢と言われても仕方が無いだろう。
 次にダイバート先だが桃航空は近くの羽田へ降りて乗客は降ろしたらしい。(HPを見たら成田へは向かわず次の往復便を欠航)一方竹航空は中部へダイバート後11時過ぎに成田へ降りていた。
 再度成田へ行くにしても羽田だったらもっと時間が短縮されたはず。国籍の違いでの取り扱いに不平等が有ったのかは定かではないが疑問だ。またダイバートさせるにしても燃料補給だけだったら百里か福島でも良かったのではないか、航空局の担当者の見解を聞いてみたいものだ。