飛行老人の飛行機話

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 スキャンするポジを探していたら、何故か1988年初夏のポジが出て来たが、もっとあるはずのポジは未発掘。当時は米国独立記念日に合わせて7月の初めの土日に基地公開が有り、それに合わせて本土から出かけるマニアも少なくなかった。普段はFー15は西側のタクシーウエイは転がらないのだが東側タクシーウエイ工事だったのか西側を転がってくれてラッキーだった。尾翼の塗り分けは確かウイリアムテル参加の記念だった記憶が有る。

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ZZ67TFS,19880629_R

 23Rへの着陸はかなり低い。

ZZ521,19880629_R















 今月7日に発生したLAの火災は懸命な消火作業にもかかわらず未だ鎮火していない。現場が産地の為ヘリから大型ジェット機、DCー10迄動員されているが火災発生が数か所、又焼失面積が広がっているので消火作業も難航しているようだ。軍隊の戦い方の基本に戦力は様子を見ながらでは無く初期に部隊を一挙に投入して鎮圧するのがセオリーだが、今回も残念ながらこのような対応が出来なかった様だ。
 今日も日本では江田島で山火事が発生したが、防災ヘリでは焼け石に水状態のようだ。日本でもかなり前には航空機による火災消火が検討され、カナダのCL215やCL415の導入、PS-1の改造も行われて実験もしたのだが、費用対効果の面から見送られた。
 しかし昨年の能登地震でも速やかに消火機を投入していればもう少し被害が少なく済んだ可能性も考えられる。火災発生後の復興費よりもやはり事前対策した方が良いと思うのは私だけでは無いと思う。
 日本で考えられるのはUSー2やCー2の改造が考えられる。USー2はPS-1のデータが残っていれば手っ取り早い。USー2の最大の利点はターンアラウンド時間が短い点だ。水面を滑水しながら取水できる。欠点は夜間作業は難しい事。
 次にCー2はコンテナ方式の水タンクを必要に応じて搭載すれば済む事だろう。水の放水弁操作スイッチを付ける位で出来るはず。利点は平時は貨物機として運用できるし夜間作業も計器類は揃っているはずだ。欠点はターンアラウンド時間が長くなる(水の搭載)事。ただこれは作戦機数を増やせば解決する。
 USー2もCー2もかなり購入費用は高い機体だが有効活用すれば費用対効果は上がるはず、次の震災が来る前に早急に検討して欲しいね。
 PS-1改の消火実験、1976年10月の六甲アイランド。

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 ロシアのILー76、1995年豪州アバロン航空ショー。

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 2016年9月、ロシアのARMY。

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 2009年8月、ベリャーエフー200ES、MAKAS。

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 スキャンしたTー2で日付けネタにならない機体。

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 そういえばTー2時代のブルーはタンクが赤だった、Tー4は?

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