飛行老人の飛行機話

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 先月30日に発生した那覇基地でのF-15DJ(097)の前輪が外れた際の事後対処に疑問を持った人はその後のニュースを見ても居なかったようであるが、私はあえて苦言を呈したい。
 事故そのものもお粗末と言えるが、それ以上に機体を滑走路から移動するまで2時間近く掛かった事の方が重大ではないだろうか?
 この間滑走路閉鎖により民間定期便に迷惑をかけたことは勿論であるが、スクランブルが掛かった場合には対処できない状況にあると言う事です。滑走路が閉鎖されても誘導路を使用するというオプションもあるが、日頃から訓練していなければ難しいでしょう。
 しからば対策はいかに早急に故障した機体を移動させるかでしょう。残念ながら事態発生からの状況は一部始終は判りませんが画像から推測するとクレーン車を持ってきて機体を吊り上げ前輪の下に移動用の台車をセットしてトーイングしたようです。
この一連の作業に時間がかかりすぎた事は関係者が見れば一目瞭然でしょう。
 毎年空自は秋の総合演習をやっていますが、航空機かく座対処訓練はやっていないようです。滑走路が2本ある飛行場ならいざ知らず、軍民共用空港では必須訓練と言えるでしょう。
 最近各部隊対抗の戦技競技会を見かけなくなりましたが、各部隊対抗の航空機かく座対処競技会でも開催して時間短縮の技量を高めて欲しいものです。

 昨日に続いて出てきたのは戦車が3輌、名称不明。もしかしたら最新型T-14
カルマータかも?
 車高はちょっと高めだけど、砲塔は低いです。砲塔の右側に見えるのは丸太の様ですが、何に使うのか?

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 今日はアラビアーノ会場その2です。
 展示演習は午前11時と午後4時から2時間予定されていました。流れはIL-76による空中放水でオープニング。これだけ放水すれば山火事も広がらずに鎮火しそうです。ヘリコプターでチョロチョロ撒いても効果が無い防災へリなど止めてこちらを購入したほうが経費は安く済みそうです。

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 横道に逸れました、この後軍用大型トラックによる機動走行が有りましたが省略。その後ロシア陸軍の戦車T-90による不整地走行展示です。かなり背が低いので最新型でしょう、凹地走行は流石です。
 戦車の形は飛行機と違って古今東西あまり変化が無いですね。

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 今も継続している熊本地震、災害派遣命令が出され統裁官に陸自西部方面隊
総監が任命されたとの報道はなされたものの報道では災害現場での救助作業は
テレビ画面等で報道されているもののそれ以外はあまり見かけません。家や土砂に埋まった人々の救助を優先させる事は言うまでも無いが、同時に非難している人々に対する支援も重要でしょう。
 今までとは違って収束が見えない地震に自宅へ帰れない、又避難所も安全とは
いえず、心配して車中泊をしていて亡くなった人も出てきています。自衛隊の有するテントを貸し出すわけにはいかないのでしょうか?
 避難所には食料品その他必要物資がなかなか届かないという報道も出てきています。道路が寸断されているのならヘリコプターという強力な助っ人もいるはずですが見える限りでは有効活用されていないようです。今朝の当地の新聞にはオスプレイが政治的配慮で飛ばしているとの記事が出ていましたがまさにその通りでしょうね。
自衛隊のヘリが足りないならば応援要請が必要でしょうが今の段階では不必要でしょう、陸自が導入するオスプレイの地震を利用した不謹慎なデモンストレーションを考えた政治家はいったい誰でしょうか。
 熊本空港自体は被災していなくて運行可能のので援助物資の集配拠点として
利用可能なので全国各地から空自の輸送機を総動員して被災者への援助を支援する体制は出来ないものでしょうか。
 政治家の思惑を跳ね返して国民目線の指揮官を期待したいですが無理でしょうか。

 ソウル航空ショーへ出かける前にネットでいろいろ検索していたら釜山で韓国海軍の観艦式が有る事が判明しました。
本番は10月23日、前日の22日は港で艦艇の公開があるらしいとの事。
本番の方は9月中旬にネットで乗艦者を募集していたそうですが、よほどの事情通でなければ情報は入ってこなかったでしょう。
 港での公開はヘリが積んであればめっけものかなと思いソウルはもやっていたので行ってみる事にしました。
 ソウル駅から釜山まではKTXで約3時間、駅の案内所で聞くと幸いにも基地のすぐそば迄27番のバスで行けるとの事、約30分で到着しました。

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 ゲートはパスポートを見せるとすんなり入れてくれましたが、撮影しながらウロウロしていると監視役の士官に話しかけられハングルがわからないとなると無線でどこらやらと交信、別の士官が出てきて韓国限定の公開だからと追い出しを食ってしまいました。うーん、自衛隊ではこんな差別をしていたかな。
 海自の観艦式に韓国海軍からの参加もあったのにね、上層部の考えを聞きたいものです。
 そのまま帰るのも癪なのであらかじめ調べてあった坂道の上へ行って俯瞰撮影して来ました。

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 一番大きかったのはヘリ空母、日本名”竹島”、甲板上には翌日の観客席が設置されていました。

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