飛行老人の飛行機話

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カテゴリ: スェーデン

ヘリはUHー1が1機来ていたけどデモフライトをしたのかどうかは記憶にありません。
 
スエーデンではヘリコプターはHpKの名称がついていますが、今は使われていないのでネットで検索しても
 
番号は不明です。
 
第10航空団、エンゲルホルムの所属、92のナンバーからするとHpk9の2号機かもね。
 
本当は川崎製のバートルを撮りたかったのですが、影も形も見えずガッカリ。
 
バートルは未だ現役のようなので巡り会えるチャンスは0では無いにしても99パーセント無いでしょうね。
 
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なお夏休みの為、当ブログは9月上旬まで当分休載します、悪しからず。

スエーデンでは世界標準とは違って機種に独自の命名をしています。
 
Cー130もその例に漏れず、Tp84 ”ハーキュリーズ”と呼ばれています。世界的にはCー130と言ってるので
 
現地でも通用するでしょうけどね、確認はしていませんが。
 
当時はモスグリーンに似た塗装をしていましたが、その後の世界の流れに沿ったのか、グレイのロービジに
 
なって文字も黒という魅力のない塗装になってしまったのが残念です。
 
この日のデモフライトはネガの流れから見ると、ハルムスタッドから上がったのではなく、サテナスから来た
 
様で、タッチアンドゴーの後すぐにギアアップしながら、レフトターン、観客席の反対側に捻ってしまいました。
 
着陸後はカーゴドアを開いてタキシング、スポットイン後レーシングカーを下ろしていました。
 
尾翼の番号、846はTp84の6号機かもしれないですね。
 
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ドラケンの後継機、ビゲンもデモフライトを実施。
 
離陸後にガバッと強烈なひねりを観客側へ、ビゲンの離陸後のこちら側への捻りはこの時だけ、後年何回か
 
みましたが、この迷彩塗装のフライトはこの時だけ、あとはロービジ塗装、光線状態が悪く悔やまれます。
 
びっくりして?ブレてしまったのも残念。
 
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転がりも勿論、逆光です。第7航空団からの外来機でした。
 
この戦闘機らしかぬフォルム、マルヨンとは対極的ですね。マルヨンもいいですが、このイカツさに似合わない
 
運動性能、好きです。
 
我が空軍では次期戦闘機、何百億円と言われていますが、仮想敵国からの先制攻撃に対処できる地上体制
 
を考えてもらわないと、国民の税金の無駄使いになってしまいそうです。
 
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ハルムスタッド基地は空自でいえば浜松南基地の様なもので、整備教育学校だそうです。
 
飛行隊は駐留していないので、展示飛行は外来機でした。
 
まずはドラケン、Jー35、機首の数字が所属航空団、10はFー10、第10航空団、近くのエンゲルホルム基地
 
から来ていました。
 
滑走路が南北で東側にエプロンがある為、フライトがあった昼頃は光線状態が良くありません。
 
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この平面型は独特の形をしていますが、エイが空を飛んでいるように見えます。
 
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側面型はシャープな感じです。
 
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昔の事なので正確な事は覚えていませんが、フェリーを降りてから1時間程でハルムスタッド基地へ到着しま
 
した。
 
この時は正門では無く南側ランウエイエンドの臨時ゲートから駐車場へ、入場料ではなく駐車料金を取られた様
 
です。車を置いて、会場エプロンへ向かう途中に撮ったのがこれ、名称は?、パイパーかセスナ?
 
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更に歩いて角を曲がって倉庫みたいな建物があったので覗いてみると、中には垂直尾翼を折り曲げたビゲン、
 
格納庫とは思えない普通の倉庫に驚きました。最近googleで見たらこの建物は見当たりませんでした。
 
自衛隊の格納庫、もう少し考えたらと感じましたね。
 
今年はじめの大雪で厚木のニッピのハンガーが潰れて修理不能の損害が出たPー3もあったとか、きな臭い
 
尖閣諸島を考えると、西部地区の各基地の航空機の駐機にはもっと注意が必要ではないでしょうか。
 
ちなみにお隣の南の島の空軍基地では堰体運用が主流です。
 
横道にそれましたが民間機も何機か展示していました、これはスエーデン製の機体と思いますが詳細は不明
 
です。
 
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さらに行くとやっとお目当ての空軍機、ドラケン。
 
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電源供給方式はロシア式、アームでケーブルを支持していました。
 
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ビゲンはイカの様な異様なスタイル、短距離離着陸運用ができるように戦闘機としては型破りなスラスト
 
リバーサーを付けるといったものですが、重量増加のデメリットを考えても運用の利便性を追求したのでしょう
 
ね。エンジンもJTー8Dの改良型、スペアパーツもかなり安く調達できたでしょうね。
 
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高速道路からの運用も重視されているようで、2000年に訪れたサテナス基地ではゲートから高速道路の入口
 
迄の道路が障害物が無く、広めになっていて、途中には駐機スペースが確保されていて、基地の滑走路が
 
使用不能になった場合の運用が考えられていて感心させられました。
 

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