当時の海自では対潜哨戒機としてS2F-1とP2V-7が主力でした。
P2V-7は下総と八戸を行き来する姿を自宅上空でよく見かけておなじみの機体でした。
聞くところによると当時の飛行機にはエアコン等と言うしゃれた設備は無く海上を低空で任務飛行をする機内は冬は冷蔵庫、夏は蒸し風呂状態だったそうで乗員の苦労が偲ばれます。
P2V-7は中翼構造なので翼桁が胴体を貫通している為に機内の通行が難しく
滑り台を跨ぐような格好で胴体内の翼構造を乗り越えて往来する形になります。
今のP3Cはエアコンは勿論、ギャレーやベッドまで付いているので当時を知る乗員から見たら夢のようでしょうね。
私は後継機のP2Jにしか乗った経験は有りませんが、是非ともP2Vにも乗ってみたかったですね。
離陸前のエンジンランナップ中の51空、4643と外来2空(八戸)4651。
51空、4643。
51空、4639。
51空、4659。
3空、4656。
3空、4633。