飛行老人の飛行機話

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2020年06月

1978年7月4日、この頃は梅雨明けの嘉手納へほとんど毎年年休を取って通っていた。
間に挟まった7月4日は言わずと知れた米国独立記念日で嘉手納はお休み。という事でこの日は更に南に島へ行く事にして那覇空港へ。
日本発就航の鹿児島へF-28で来ていたがいつの間にかB-727に鞍替えしていた。多少時間があったので早速撮影したが、時間が早すぎてまともに日が当たってくれなかったのが残念。

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オマケは7月7日、友人の伝手で空自でマルヨンを撮影中にパンナムのB-747が飛来、グアム経由の定期便だったようだ。

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1975年6月、何故か羽田空港のエプロンではなく誘導路に駐機していた濠空軍のBAC111、首相を乗せてきたようだ。

羽田1975JUN0027_R

1977年、東回りでIATへ行った際にJFKでトランジット。その時撮ったアレゲニー航空のBAC111。

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1978年10月、西海岸ツアーで寄ったLAX,南側の外来機置き場で見かけたプライベートのBAC-111、元アメリカンで飛んでいたらしい。

メキシコB727197810300012_R

1976年9月、LHRで撮ったタロム、ルーマニア航空のBAC-111。初の英国では見るものすべてが新鮮だった。

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翌1977年7月、ハットンクロスで撮ったLARのBAC-111。ルーマニアのチャーター会社で機体は元タロムだった。この会社は1975年から1997年まで有ったらしいが見かけたのはこの時だけだった。

ヒースロー1977JUL0004_R





英国のワンイレブンは旅客機、BAC111。
DC-9やB737と同世代の機体、1970年代のヨーロッパでは良く見かけたがDC-9やB737に比べると座席数が少なかったせいか売れ行きはあまり良くなかったようだ。
日本にも売り込みツアーで来たことが有り、名古屋で見た記憶があるがネガが何処へ。
1976年9月、初の英国ガトウイックでのダンエアー。

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1976年9月のヒースロー、BEAだったがBAに吸収合併されてしまった。

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1977年7月のヒースロー、八トンクロス。

ヒースロー1977JUL0023_R

1979年のIATに展示されたRAEのワンイレブン。

IAT19790019_R
















IATの開催は土、日曜日、お帰りは月曜日になる。
グリーンナムコモンは基地の真ん中が膨らんだ形をしているので外からは東西のエンドで着陸しか撮れない。
アライバルは着陸側で問題ないが離陸はエンドではかなり高い。1979年のIATの翌日、どこか撮れそうな所は無いかと基地を一回り、南側にエマーゲートが有り、地元住民がフェンスの破れ目から中へ入っていくのを発見、付いて行くとタクシーウエイとランウエイが見渡せる場所に着いた、これはラッキーと早速撮影開始。結構長い時間居たがセキュリティは廻って来なかった。ランウエイエンドから3000ftぐらいだったと思うが流石マルヨンは浮かなかったが他の機体は良い感じで撮れた。
離陸するアッパーヘイホードのF-111。

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ワンイレブンといえば軍民両方に該当する機体があったのを覚えている人も少なくなってきたのではないだろうか。
今日のワンイレブンは軍用機、GDのF-111。
可変翼機の戦闘爆撃機として開発されたが、いろいろとてこずったようで、海軍型も計画されたがこちらは不採用になってしまった。
空軍でも戦闘機よりは爆撃機としての機能が優先され結局少数で終わってしまった。本国ではキャノン、NATOの前線展開部隊として英国のアッパーヘイホード、レイクンヒースに配備されただけで、アジアには配備されなかった。という事で日本では見る機会は無く、唯一演習で韓国へ展開した際に嘉手納へ不時着したのが最初で最後だった。
日本では見られなくても英国では二つの基地で見られたのでポピュラーな存在だった。核攻撃が可能な機体として正面の西独ではなく後方の英国に配備したようだ。
軍用機マニアとしては是非とも撮りたい機体だったので1977年に続き1979年のIATが終わった後にレークンヒースを訪れた。この時は他のマニアを見かけなかったような記憶がある。

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