飛行老人の飛行機話

Yahooからの引越しに伴いタイトルを変更

2011年11月

 2009年は初のインド上陸、3度目の正直でバンガロールの市内と空港の中間にあるイェラハンカ空軍基地で
 
 開催されるエアロインディアに行って来ました。前の2回はバンコクまで行って諸般の事情により行けません
 
 でした。苦労して大使館までビザを取りに行ったのですが。今回は旅行会社に頼みました。
 
 インドは世界の一般常識が通用しません。
 
 まず税関ではカメラを2台持っていると連れと共にいちゃもんをつけられ、袖の下を要求されました。
 
 それならば帰りに受け取るから預かり証をくれといっても袖の下が欲しいらしく、言を左右して応じません。
 
 夜も遅く疲れていたので、100ドルという所を50ドルに値切って何とか通過しました。
 
 ホテルは繁華街から離れた場所でヒンズー文字以外のレストランは無く苦労しました。しかもベジタリアン
 
 です。
 
 タクシーも意外と流しが無く、ホテルのフロントに頼んでもすぐ来ると言いながら30分経っても来ませんでした。
 
 偶々チェックアウトをしていた人がエアショーへ行くような事を行っていたので頼んでみると快く同乗させてくれ
 
 感謝です。ドイツ在住のバングラディッシュの人でした。
 
 なんやかんやで初日は出遅れてしまいましたが、無事会場へ到着。
 
 中へ入って見ると展示エリアは意外と狭くおまけに展示機との間には2重フェンス、トレードデーでも人がごった
 
 返していました。
 
 とりあえずお目当ての空軍機は練習機から戦闘機まで一通りそろっていました。
 
イメージ 1
 
 ミグ21bisが撮れたのは嬉しかったですね。吊るし物も良いですね。
 
 ふと見ると同行者がウロウロしているのが目に入り、連絡を入れ
 
 セキュリテイホール発見、何とか合流できました。携帯は便利なのを実感しました。やれやれ。
 
 その後は日陰でバッチリ撮影できました。
 
 残念だったのは海軍のTUー95とILー18のフライパスが見られなかった事です。期待していたのですが、
 
 どうやら開催初日のオープニングフライトだけだったようです。
 
 今年はどうだったのでしょうか?
 

 2005年の夏の欧州旅行はオーストリア、2度目のツエルトヴェグへ。
 
 ここのエアショーは参加機も多く、山に囲まれている為背景が綺麗という事で再度行きました。
 
 前回はレンタカーでしたが、今回はウイーンから電車で2日通いました。
 
 車で行くと駐車料金を徴収されますが、歩いてゆくと入場料はタダです。
 
 ここのエアショーではルーマニアのミグ21に初見でした。
 
 綺麗な迷彩塗装ですが仮面のライトブルーはかなり目立つように感じるのは私だけかな。
 
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 この機体は展示だけで残念ながらフライトは無し、飛んでいる姿を見たかったなー。
 
 オーストリア空軍もこの頃はドラケンを飛ばしていて魅力が有ったのですが今では暫定代替えのF-5から
 
 タイフーンに変わりつつあるようで魅力が無くなってしまいまsた。
 
 なおツウエルトヴェグは盆地の為夏場には周辺の山に上昇気流が発生しやすく、午後になると入道雲が
 
 モクモクと湧き出し、そのうち黒雲と稲妻が見えてきたら間もなく雷雨になります。
 
 この年は2日とも雷雨に見舞われ早々にRTBしました。
 
 

 2002年9月にはブルガリアと重なってポーランドのラドムでも航空ショーが行われました。
 
 当初はブルガリアだけにしようかと思いましたが、ブルガリアは金土日、ポーランドは土日の開催だったので両
 
 方まとめて行く事にしました。
 
 金曜日と土曜日の午前はグラフイグノティブ、午後を移動時間に充てました。
 
 基地からソフィアまでレンタカーで戻り、ウイーン経由でワルシャワへ。ウイーンからは予定していた便に乗れず
 
 何とか最終便に乗れました。
 
 こちらではレンタカーの予定はなく翌日早朝、ワルシャワからラドムへ郊外電車で、この時の電車はレトロという
 
 よりオンボロ電車です。帰りの電車は暗くなっても車内の蛍光灯は1か所しか点いていないいないという優れ
 
 物?しかも途中の駅での停車時間が長い事、1時間もかからない距離を2時間もかかりました。
 
 さてラドム基地ですが滑走路は東西、公開エリアは北側という辛いコンディションでした。
 
 飛んでいる機体や転がりはすべて逆光になります。
 
 しかも遠くのフライトラインにはポーランド空軍の虎模様のミグ21UMが見えました。
 
 これを何処で撮ろうかと悩みました。逆光覚悟ならば転がりはバッチリですが、逆光ではねー。
 
 フライトは午後からだったので唯一順光になりそうな滑走路西側エンドのタクシーウエイで滑走路から出て来る
 
 所を目指したのですが手前にもフライトラインや車両が置いてあり、なかなか良い場所が見つかりません。
 
 かろうじて隙間から何とか撮れそうな場所を見つけましたが、アングルが限られてしまいました。
 
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 本当はもう少し横を向いた所を撮りたかったのですがねー。
 
 2日有れば外へ出るという手もあったのですが行き当たりばったりの1日ではどうにもなりません。
 

 私のモーストフェイバレット機はF-104ですが、当時のライバルだったミグ21もかなり好きな機体でした。
 
 当時は未だ冷戦最中、実物を見る等は夢でした。
 
 時間が大分経って、ベルリンの壁が崩壊、旧東ドイツへも行けるようになり、雑誌にもドイツに取り残された
 
 ロシア空軍の機体が発表されるようななると赤い星見たさに何回か出かけました。
 
 残念ながらミグ21はロシア空軍の台一線からは姿を消して姿を見る事は出来ませんでした。
 
 しかし英国で開かれたRIATにはチェコスロバキア空軍のミグ21が参加、展示飛行もしてくれて感激しました。
 
 その後2002年にはブルガリア空軍90周年の航空ショーが開催されると聞き、大量のミグ21が見られると期待
 
 して出かけました。
 
 ところがドッコイ、ブルガリアの田舎町、プロビディブ、グラフイグノティブ基地で行われた航空ショーでは期待に
 
 反して、デモフライトはすべてリモート、おまけに公開エリアからフライトする滑走路上まで遠く、飛んでいる姿は
 
 小さくしか撮れず、がっかりさせられました。
 
 しかも飛ばないミグ21も遠くの方に並んでおいてあるのが見えて悔しい思いをしました。
 
 そんな中で唯一、地元基地から飛んだのがこれ、ミグ21UM、複座型です。転がりだけがまともに撮れました。
 
 
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 L29と共に午前、午後と飛んだので誰かの体験(招待)飛行だったようです。
 
 なおこの年の航空ショー、東欧諸国からの参加も期待していたのですが、ルーマニアからAN26だけだった
 
 ように記憶しています。勿論赤い星の参加は有りませんでした。

 百里のネタも1段落したので18日に続き、1995年のダウンアンダーエアショーから。
 
 オーストラリアのアバロンで開催されている航空ショーでは日頃見られない機体がゴロゴロしていて、展示エリア 
 も広く、あちこち走り回りました。
 
 最近は改善されましたが、といってもかなり高い特別料金を撮られるようですが、当時は滑走路が南北に走っ
 
 ている東側が公開エリアだった為に、午後になると飛ぶ機体が逆光になるのが難点でした。
 
 しかしこんな所でMIG-21UMが見られるとは驚きでした。
 
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 塗装はインド空軍ですが、小さく民間レジ、VH-XXIが書いてあるので払い下げをオーストラリアの奇特な方が
 
 購入して飛ばしたようです。
 
 この機体は午後のフライトだったので飛んでいる姿は逆光、エリアに戻るタクシーウェイで順光になる場所を探し
 
 ました。

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