飛行老人の飛行機話

Yahooからの引越しに伴いタイトルを変更

2009年08月

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 ロシアでは日本でいえば防災担当的な組織に非常事態省があります。

 航空ショー開幕初日にドモジェドボ空港に行った時に、IL-76が人員を乗せて出発準備をしているのを見かけましたが、後で知った所によると、水力発電所の崩壊による救援出動だったようです。

 この非常事態省では固定翼機はこのほか、先に消火デモで紹介したBe-200のほかにIL-62も運用しています。

 また回転翼機は航空ショーでは3機展示されました。

 世界最大のヘリ、Mil-26とMil-8が消火用のバケットと共に展示されました。
流石のバケットは大きく、水も5~10トンぐらいは入りそうです。

 また指揮、観測用と思われるヘリはロシア製ではなくユーロコプターのEC-145が展示されていました。

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 今日の話題はヤク130です。

 ヤク130は現在使われているL-39練習機の後継機として開発されましたが、このクラスの練習機の流れで、攻撃気にも使用可能です。

 すでにロシア空軍では配備が始まっているようです。

 今回のフライトでは、翼下にも吊るし物を付けて飛び、ロールを打ちながらフレアーをバラまいてくれました。

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 今日はロシア以外の機体ですが軽快なデモ飛行を見せてくれたイタリアのG222です。

 スタイルはずんぐりむっくりですが離着陸性能はよいようです。

 以外にも飛行性能も良いようで、で私としては初見の輸送機でのロールを見せてくれました。

 この輸送機はフレッチェトリコロールの支援機として来ていたようですが、おまけ?のデモ飛行だったように見えました。

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 今日は水陸両用機、ロシアの飛行艇の老舗、ベリャーエフのBe-200です。

 現在世界でもまともに飛べる飛行艇は3社しか造っていませんね。

 日本の新明和、カナダのボンバルデア、ロシアのベリャーエフです。

 中国でも製造しているようですが、4機制作して現在の稼働機数は2機?という状態ですのでまともなメーカーとしてはカウントしません、悪しからず。

 ベリャーエフは双発、ガルウイングのBe-12が有名ですが、まだ見た事はありません。是非とも撮りたい機体です。

 Be-200は海軍に採用されているかは不明ですが、今回は非常事態省所属の消火機がデモフライトを行いました。

 離陸して水をまいて終わりという簡単なフライトでした。
水曜日は撮影場所は風上でしたが、金曜日の同じ場所は風下になっていました。

 金曜日にスタンドで高いお金を払った人はきっと濡れたと思います。

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 今日はロシアのスホーイ27のデモチーム、”ソコールィ ロッシーナ”です。

 スホーイ27は予行練習中に接触事故で墜落した為”ロシアンナイツ”の演技はあきらめていましたが、同じスホーイ27を使用する”ソコールィ ロッシーナ”は20日にリモートで飛んでくれました。

 しかし演技は事故の影響と雲底が低かったせいかおとなし目でした。
4機編隊と2機ずつに別れた旋回を主にして観客席側からはお腹バックリばかりで背中を見せる演技はありませんでした。

 最後は正面からの水平ボムバーストで終わりました。

 観客の歓声”ウラー、ウラー"がすごかったですね。

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